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今週の儲かる繁盛店の視点 第111話:「稼ぐ売場を増やせる企業とそうでない企業の違い」

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第111話:「稼ぐ売場を増やせる企業とそうでない企業の違い」

 

 

「イトウサン 店舗の人数とかの基準ってあるんですかねえ?」 あるチェーンの経営者のつぶやきです。
そのチェーンは売場は整理されてるし、他のチェーンよりも商品量も圧倒的に多くて、ようするに「よくできたお店」です。

 

―――何の問題もないんじゃないですか?私のお手伝いするところなどなさそうですが・・・

 

「いやいや、いい売場づくり=利益が増えるとはいかないんですよ。そもそも何人でどの売場をやるのかとか、どのくらいの売上をやるのかというのはだいたいで決めてきました。
だから一旦これをリセットしたい。」と渋い表情

 
かつては いい店をつくれば、売上がとれた時代はありました。

しかし、それは人口増の時代の時のこと、整理整頓されて商品ボリュームがあるからといってもそうなるとは限りません。

 

そういったなかで、個別相談でお店を見せていただくわけですが、これから先、もっと手をかけていけば売上は上がるのか?といえば悩ましいところであります。

根本的に作業効率や生産性の見直しをしないと、この先厳しくなるのは明らかだからです。

 
 コトPOPやディスプレーに手間暇をかけてやることで、短期的にその商品が2倍3倍に売れることはあますし、変化があれば売場の魅力は上がります。

 売れてるチェーンでは実際にそうやってる店で売上をのばされているところもありますが、それを実際に同じレベルで 全店に水平展開して維持させていくとなればコストがかります。

一見、目を引くPOPがあっても、商品が品切れていたり、接客やレジが二の次であれば、見かけと中身のギャップはかえっておおきく見えるものです。

 
 断っておきますが、けしてコトPOPやディスプレーが悪いということを言ってるわけではありません。

 利益に結びついた作業かどうか確認できなければ、時間をかけ派手で目立つ作品をつくっているだけで、本来の商品を売るといった目的から外れたものになってしまうからです。

 
 たとえば、大陳エンドの単品の販売数量を見ればわかるのですが、その商品量と販売数量のギャップに驚かされることがあります。

 さらに積みかえたり移動したりPOPをつける作業人時がかかっているわけで、これらをさし引くと黒字エンドと赤字エンドの場所がわかります。

 

 実際にやってみるとわかるのですが、折込チラシ中心のエンド計画から脱却することで利益率は変わります。

 それを改善するだけで、商品移動やPOPの付け替え作業効率が変わるからです。

 
 人時生産性というと、「わかってるけど、人減らしはやりたくないんだ!」という声が聞こえてきそうですが、人を減らすのではなく「ムダを減らすこと」です。

 たしかに、中には作業の遅い人や、こういう改善は嫌だ!という方とは、残念ながら「ご縁がなかった」ということもあるわけです。

 一方で、企業が求める、仕事の早い人や、改善が好きな人と「縁をつくる」ことが重要で、そういう人材を増やす仕組みで、稼ぐ店を増やすことができます。

 
 それには「人に作業」がついてしまっている店舗オペレーションから「作業に人」へ変換することで、付加価値ある商品やサービスに集中させていく仕組みが不可欠です。

 

 数年前までの人口が増えていた時代は、お客様も従業員もたくさんいましたから、手間ひまかけ、売っていくこともできました。

 

 これからの超高齢化社会では、上がる経費に、上がらぬ売上の上で耐え抜く強固な店舗オペレーションは必須です。大事なことは、ひとつひとつの売場が自力で改善する仕組みが、大きく求められる時代に突入しているということです。

 

 さて、貴社では売場に手をかけた分 利益が増える仕組みになっておられますか?
 

 
 
 
 今日も 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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