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今週の儲かる繁盛店の視点 第41話「情報共有で成長する企業としない企業の違い」

 

41話1

「イトウさん、いろいろ取り組んでいるけどやることが多すぎて・・・」というご相談を受けました。

 

 ——-重点施策を1つに絞ってください。とお伝えしています。
 
 様々なコンサルタントの方が入られて、「あれもこれもやりなさい」と言われて、何もできなくなり、本業が疎かになることはよくあることです。

 売上が苦しいと、どうしても品揃えの幅を広げたり、違う業態に手を出してしまいがちですが、今の時代、絶対踏み込んではいけないとハッキリと申し上げておきます。

 それが、そこしかない専門的なものであればまだしも、大抵は一般的に売れてるもの「日用品や食品」を探してきて売場を作ったりします。

 どこでもある商品は必ず価格競争になりますので、短期的に売上は上がっても作業量が増え本業の利益を毀損しかねないのです。

 そうはいっても、品揃え等の本業を立て直すには 少し時間もかかります。 

 そこで、それを凌ぐため、今までやってきた「お金にならない」業務を簡素化することから始めます。

 

 店舗の業務は、「増えること」はあっても、決して「減ること」はありません。

 「この業務は、いついつを持って中止としてください。」という指示をだすのです。

 例えば、お店に入って、全ての点検表類を見つけ出して、「何の目的の点検表ですか?」と一個一個聞いて回ります。

 すると チェーン業種に関係なく一店舗で20~30個くらい見つかります。

 1つやるのに60秒のものでも 毎日やる仕事であれば 365分/年です。

 これが30個見つかったとすると、時給1000円換算で1店年間18万円にもなります。

 今まで、やらなくてもいい仕事にこれだけのお金を垂れ流していたことになります。

 こうして、見えない「お金の垂れ流し」を見抜いていきます。

 

 お店では、手間がかかるので止めたいのだけれども、勝手に判断してやめることができない業務もあります。

 そういった業務を一覧表にして、お金に換算して、期限付きで本部に突きつけていくのです。

 なんと言っても、店舗オペレーションは時間が命ですから、もたもた本部の言い訳や引きのばしを聞けば聞くほど、お金がドブに垂れ流されていくと考えることです。

 とにかく、一分一秒 店には、無駄な時間はもうないと、本部に周知徹底させることが非常に重要です。
 これをやることによって、手間のかかる業務は減り、本部から店舗への新たな指示は減少していきます。

 

 お店には少し余裕が生まれますから、その時間を使い、店舗情報の共有化を進めていきます。

 部門別PLであったり、人時売上実績、といった、個人と売上利益と商品が繋がった可視化表を作成掲出していくのです。

 可視化表は良し悪しが分かるように、全て色分けをするようにします。
 私は、これを、可視化マネジメントによる 店舗チェーンオペレーションと呼んでいます。

 これがありますと、その表の前でミーティングをしたり、本部の主管部が来たときもここで表を見ながら打ち合わせをするようになります。

 また、見方と改善手順を説明すればいいだけですので、ミーティング時間は半減できます。

 ポイントは日々共有化すべき情報を、中学生にも理解できる分かりやすさで作成することです。
 
 日々の実績の積み上げが全てですから、毎日情報が更新し可視化されていくと そこには、今ある、店舗資産の現状と将来の目指すべき姿が映し出されます。
 大事なことは、言葉で伝えるのではなく、店舗の現状を視覚化し、従業員にどう働いて欲しいのかを訴え実践することです。
 やみくもに、何でも張り出すのは、逆効果ですから、「厳選した」必要なことが短時間で深く伝わものだけに設定することです。

 成長しているチェーンは、こういったピンポイント施策を組み合わせ、伝えることにムダがありません。

 

 伸び悩まれてる、スーパーマーケット、書店、アパレル、靴、ドラッグ、ホームセンター等のチェーンでは、こうした項目と手順が統一されていない為に「お金が残らない」状態となっています。

 
 症状にあった処方薬で「金食い虫」を駆除し「金のなる木」にすることが、儲かるチェーンの一番の近道です。
 さて、御社では、売上に翻弄されずに「お金が残る構造」、実践されておられますか?
 
 今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
 

 

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