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今週の儲かる繁盛店の視点 第510話:「作業指示書は利益が増えるものになっていますか?」

先生、作業割当表を導入したのに、店舗が使わないのです。個別相談にお見えになった社長さんからのご相談です。

お話をお伺いすると…

店舗作業を見えるように、作業割当表テンプレートを導入したものの、現場でやっている様子がまったくないのです。これでは作業指示書の役目をはたさないため、どうすればいいのか悩んでおられるとのこと。

ーーーーもしかして「作業割当表」のことを「作業指示書」と勘違しておられませんか?とお聞きすると

「え、一体何が違うのですか?」といったキョトンとした表情をされます。

実は、このふたつ、同じような名前ですが似て非なるもの。ということをご存じでしょうか? 

「作業割当表」は人に作業を割り当てたものであるのに対し「作業指示書」は仕事に人を割り振り改善指示をだしていくものだということです。ようは、現状維持なのか?現状改善なのか目的も性格が全く違うということです。

 そうした中で、なぜ、「作業割当表」が店舗で使われない理由は2点あって、一点めは「現状丸写し」になっているということです。
言うまでもなく、店舗の人にとって、今やっている作業が、作業割当表と同じであれば、いちいち見て、確認する必要がないからです。

二点目は、人に仕事が張り付いてしまっているため、どこに、ムダがあるのか全く分からないということです。

そのため、導入しても、人時売上改善が進まないのです。

人口が増え、何をやっても売れた時代ではこれでも良かったわけですが、人口減で売上を獲るのが難しい時代に「現状維持」のままでどうなるかは火を見るよりも明らかです。

店舗の人はシビアです、店長、マネジャー、パートさんは、それが効果的なツールがそうでないかは一瞬で見抜きます。現状維持なのにムダでは?と考えるのは、自然の成り行きといえます。

一方、「作業指示書」の場合、目的や機能が違うだけでなく、その導入方法も全く異なります。最初のお店の導入までに6カ月は徹底的にその目的や使い方、人時売上の上げ方について、理解していただきます。

そのあとで、実際に作業指示書の作り方やLSP(レイバースケジュール)に移行して運用できるようにしていきます。

その為、一旦導入すると、使わないとか?効果が無い?わからない?という声がまったくあがってきません。

それどころか、3年5年とつかっていくうちに、毎年、人時売上を更新し営業利益率を毎年上げていく企業が年々増えていて、その定着率は9割です。

なぜ、こんなにも 定着率が高いのか?と申しますと、それをつかって、確実に行動してもらうために、なぜ、それを、やった方がよいのか?その価値を繰り返しお伝えし理解してもらうことを重視しているからです。

よくあるのが「作業指示書は、どうしてお店の人は受け入れられるのですか?」というご相談です。

――――それは、ムダが減る作業指示書だからです。とお答えしています。

私たちがおすすめしている作業指示書の場合、「無駄を減らす作業指示書をつくる」だけではなく、「スタート時に無駄を減らしてから、作業指示書をつくる」ということを重視しています。

と申しますのは、お店の抱える作業のムダ9割は主管部門の承認がないと解決できないため、最初に、この問題を解決するために作業指示書の導入に一緒に協力してくれませんか?というスタイルで、店舗作業を減らしていくため、店舗にとってメリットしかないからです。

資金も豊富で人もたくさんいる大手企業であれば、実験的にやってみて、そこから、時間をかけて‥対策を考えるというお考えもあるでしょう、しかしながら、中小チェーン企業にはそういうお金も時間もありません。

そのためには、、作業指示書作る前に、「時間がかかってやり直しが発生していること」とか「量が多くて大変な作業にはどういったこと」というヒアリングをして集め会社として優先改善することはコレ!ということを明確にしていきます。

そういった手続きをとることで、投資予算が付けば、さらに作業量を減らすことが出来、効率の高い作業指示書を作ることが出来るからです。

多くのスーパーマーケットチェーン企業では、こうした非効率業務の改善ということを飛ばして、作業割当表のテンプレートに数値さえ入れれば、自然に人件費はさがってくるはずと、期待しますが、現実はそう甘くはありません。

こうした手順を踏むことで、社長が本気で、人時売上を上げようとしているかどうかが、社内に浸透していくものだからです。

どれだけ非効率業務を、発見することが出来るか?この質と量こそが、必要人時を引き下げていく大きな原動力となるからです。

さあ、貴社では、まだ、テンプレ作業割当表にこだわりますか?それとも、ムダをきちんと減らしながら 作業指示書で成果を手にしますか?


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