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今週の儲かる繁盛店の視点 第88話:「競合に追従されずに稼ぎ続ける方法」

88話1第88話:「競合に追従されずに稼ぎ続ける方法」

 

「あの競合店と同じようにやればいいんですけどね、そう単に真似すればいいだけなのに、うちの社員はそれもやらないもんでしてレベル低いのですよ・・・」とあるスーパーの社長からのご相談です。

 経営者の方ならば、一度はこういう経験をされたことが、おありとおもいます。

 私も前職のときに、「なんでもっと考えてやってくれないのか?」とイライラしてしまうことがたびたびありました。
 
 前職時代、私が営業の統括となって、自分自身の頭の中にしっかりとした設計図がないまま、時間に追われ、うまくいきそうだと思ったことを 次から次へと、進めていった時期がありました。
 
 当然結果がでずに、空回りしつづけました。
 
 小売業は、黙っていても商品が納品され陳列すれば売れていく、急激に売上が落ちることもなければ上ることもないので、経営陣も危機感が薄く曖昧な指示をポンポン投げてきます。

 その中で、効果の高そうなものを具体化し実現させるために、曖昧なものは自分がはっきりさせてから、作らなければなりません。

 これでいける。と自分で設計してつくりあげても 会議でボロクソに否定されてしまうことも日常茶飯事ありましたが、そこでちゃんと設計図を描いて経営陣に見せたから、晴れて本議題で可決され実効成果がでてくるものです。

 
 売上規模の小さな会社であれば、社長自らがこの役割を担わなければなりませんし、中堅以上であればこういう実務家を作り上げていくことが必要となります。

 店舗運営設計のたたき台をつくり、推進させる人材がいなければ、停滞状態から、一歩も前に進むことはできません。
 一方で、自社が勝ち続けるためにはどうすべきか?という問いに対して、社内でハッキリと答えをもっているのか?という問題もあります。

 良い店をつくるとか、買いやすいレイアウト、接客レベルをあげるとか いろいろ言われてきて半世紀がすぎました。

 しかしながらその共通点は全て、店舗環境、什器、設備、接客、商品、価格といった、目に見えるモノだけを変えることで、瞬間的に売上が伸びても維持継続できるものではありませんでした。

 

 本来あるべきチェーンストアを作るためには、その運営手法を設計することであり、その仕組みを入れたときに、おや?これをやったら全てがクリアになって、どこに注意して店舗を運営すればいいのか一目瞭然な体制をつくることです。
 

 実際に、調べていくとわかるのですが、ここでこんなに時間がかかっていたのか?とかこの什器の位置をかえるだけで、作業効率がアップしたということが、次々と見えてきます。

 普段、時間に追われていると、この発見が見えないのですが、業務棚卸しをし追跡調査をすると、本当に必要なコトがわかります。

 

 そして修正をし、作業指示書をつくることで、結果的には2割以上の無駄な作業がなくなっていきます。

 さらには、今まで、人が足りないといっていた店長が、「もういらない 余っているので本部で人を引き受けて欲しい?」という マカ不思議なことを言うようになってきます。

 

 プラモデルを作られたご経験のある方ならお分かりだと思いますが、箱の中には1枚の組み立て図面がはいってます。

 まずは、パーツが揃っているか?全体図があって、そこから どのネジやパーツがどこに使われるのかが一目瞭然にわかるようになっています。

 それを見ないでやってしまうと、上手く出来上がりません。

 

 店舗の作業工程もおなじでように、まずは、どれだけの作業タスクがあって、全体の流れがあって、それをやるにはどの順番でやればいいのか?が明らかになっていることが重要です。

 その作業のひとつ、ひとつの組み立てのありかたについて 現場のパート社員から企業トップまでが見えない部分で繋がっていれば、大抵の問題は乗り越えていくことができますが、このような仕組みがなくして改装店をやっても、けして生産性が上る店はできません。

 

 昨今、何でも新しければ良い店と勘違いされていますが、表面からは見えない店舗運営の設計図=作業指示書があって、初めて、となりの競合店には追従されない店が出来上がります。

 

 競合の先を走り続けるには、自社にしか出来ない強みを徹底的に出しつづける、店舗運営の設計図をまずつくりあげることです。

 

 
 
 さあ、次に、発展勝利するのはあなたの番です。

 

 
 今日も 最後までお読みいただきありがとうございました。

 
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