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今週の儲かる繁盛店の視点 第109話:「人時管理で成長するチェーンとそうでないチェーンの違い」

109話1第109話:「人時管理で成長するチェーンとそうでないチェーンの違い」

 
「イトウサン、成長チェーンの基準ってなんでしょうか」 改革プロジェクトメンバーからの質問です。
 何をもって、成長というのかということですが、昔は売上規模とか、話題になる取り組みとかでしたが、今は違います。
 ——–売上対経常利益率3%以上、そしてそれを毎年更新し続ける仕組みをもつことです。と申し上げてます。
 皆さんのお住まいのマンションでも10年に1度の大規模修繕工事やりますよね。
 お店も一緒です。毎日数千人の客数がくる店舗はもっと老朽化が早く、少なくとも5年に1回、最長でも7年に一回の改装は必要となります。
 店舗数を7で割ってそれに 一店舗当たりの改装費を掛けてみてください。これが毎年必要となるお金だからです。
 最低経常3%が確保できないと、老朽化店舗で戦い続けなければならないことになりますし、優位に商売をするためには、現状3%未満のチェーンはここをなんとしても確保してください、とお伝えしています。
 では、現状3%にするにはどこから 手をつければいいのか?となりますが、
 まずは、目標指標を売上高から人時売上高にすぐに切り変えることです。と断言しております。
 売上高だけでは、経常利益率は改善できません。

 
 多くの企業が売上は良かったものの、経常利益が未達成というのは、売上とコストが別々になっていて、連動されていないことの現れといえます。
 
 一方で、業務改善とか業務改革が中心となる、人時売上高は売上とコストが一体化してるので、ここが改善されれば人時売上高が上がり、経常利益率が変わってきます。

 

 そのためには、より生産性の高い人を増やしていくことになります。
「そんなことわかってるよ、募集しても集まらないから困ってるんですよ」という声が聞こえてきそうですが、「作業指示書があって、短時間で仕事が終わるしくみは、揃ってますか?」と聞きますと、皆さん「うーん」と詰まるんです。 
 応募側からみれば、わざわざ、効率が悪くて休みを取りにくいの職場を選ばなくても、他にもあるわけですから そういう企業に集まらないのは当然といえます。

 

 

 私がお手伝いさせていただいているチェーンもかつては、作業指示書がなかったため、優秀な人の力が生かされていませんでした。
 今は、改善を評価する仕組みでやっていますので、パートナー社員の作業速度が速くなり、生産性が向上しています。
 少子高齢化で 応募状況は、働ければどこでもいいという人が少なくなっているため、やり方を変えなけばなりません。
 従来のように、長時間かけて育成するという年功序列やり方から、今は、短時間即戦力型であります。
 大事なことは、個人の能力に頼る前に、企業として短時間で仕事が終わる仕組みがあるかないかということです。
 

 さあ、貴社でも これ以上の遠回りをしないために、人時売上高をいかした仕組みづくり始めてみてください
 

 
 
 
 今日も 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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